自転車から落ちた幼児、クルマにはねられ死亡

自動車 社会 社会

18日朝、愛知県豊田市内の交差点で、自転車の後部荷台から転落した1歳の男児が、交差点を右折してきた乗用車にはねられて死亡する事故が起きた。警察では乗用車を運転していた58歳男性の前方不注意などが事故の原因とみている。

愛知県警・豊田署によると、事故が起きたのは18日の午前8時55分ごろ。豊田市元城町付近の国道153号線の交差点を、近くに住む中国国籍の25歳男性が自転車の後部荷台に1歳の男児を乗せて走行していたところ、段差を通過した際に男児が荷台から転落した。

男児は路上に落ちたが、これに気がつかずに交差点を右折してきた58歳男性の運転する乗用車が男児をはねた。男児はすぐに病院へ搬送されたが、頭などを強打しており、間もなく死亡した。

男児が乗せられていた自転車には幼児用の座席は設置されておらず、男児は荷台にそのまま乗せられていたとみられる。

警察では乗用車を運転していた男性の前方不注意はもちろん、自転車を運転していた父親の安全認識にも問題があった可能性が高いとして、双方から業務上過失致死容疑で事情を聞いている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース