ロボットパイロン…自分で動いて道路を封鎖する

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道路を封鎖したり交通規制に使用されるのが、円筒形のパイロン(編集部注:日本では円錐形がほとんど)。高速道路などでこのパイロンを設置したり回収したりする際には、作業者に危険が伴う。

この危険を回避するために、アメリカのネブラスカ・リンカーン大学の研究チームが、パイロンとして使える円筒形のロボットを開発中だ。

高さ130cmのパイロンの底部には3つの車輪がついている。オペレーターは、ノートパソコンを使って、“シェパード”(羊飼い)と呼ばれるリーダー格のパイロンを操作する。シェパードの位置は衛星ナビゲーションGPSによって、確認される。

シェパードは、“羊”と呼ばれる他のパイロンの位置をレーザーによって確認し、適切な位置に移動させる機能を備えている。それぞれのパイロンは、1秒に1mの速度で移動する。

このプロジェクトを進めているシェーン・ファリトー助教授によると、現在1台の自走式パイロンを作るのに約1000ドル(11万円)かかっており、採算ラインに乗せるためには、これを200ドル(2万2000円)にまで下げる必要があるという。

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