ラルフのファン、盗んだレーシングスーツを転売しようとしてアシ

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ラルフのファン、盗んだレーシングスーツを転売しようとしてアシ
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三重県警は27日、ウィリアムズBMWのラルフ・シューマッハが2001年のF1日本グランプリで着用したレーシングスーツ(時価71万円相当)を盗み出し、インターネットオークションで転売しようとしていた30歳の男を窃盗容疑で逮捕した。

三重県警・鈴鹿署によると、この男は鈴鹿サーキットランドのアルバイト従業員として勤務していた今年3月の上旬、同社の倉庫に保管されていたレーシングスーツを盗んだ疑いが持たれている。

このレーシングスーツは2001年秋に開催されたF1日本グランプリの際にウィリアムズBMWのラルフ・シューマッハが着用していた実物で、鈴鹿サーキットランドが開催していた「モータースポーツアウトレット」というイベントの目玉として販売されるものだった。

男は今月16日、このレーシングスーツをインターネットオークションに出品。被害を受け、オークションサイトをチェックしていた同社の社員が警察に通報。出品者の登録情報から男が関与していたことが判明。男を窃盗容疑で逮捕した。

警察の調べに対し、この男は「ラルフ・シューマッハの大ファンで、最初は自宅に飾るつもりで盗んだが、生活費が底をつき、これを売ってなんとかしようと思った」と供述しているという。

イベントでは約71万円で販売される予定だったが、男がオークションに出品したときの価格は10万円から開始されていた。

《石田真一》

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