【ストラーダ HS400長期リポート その2】SDカードで取り込んだMPEG4動画も再生できる

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最近のカーナビは地図だけではなく、エンターテイメント機能を充実させたものが主流だ。映像を見たり、音楽を聴いたり……というのは、今ではナビの機能としては欠かせない。ストラーダ『HS400』はSDカードを使うことで音楽や写真、そして動画の再生も可能とする「エンターテイメントバンク」という機能を持っているのだ。

ユーザーエリアは必要十分な約12GBの容量を確保。動画に換算した場合では最大で約276時間。音楽なら約2400曲、写真なら最大29,700枚もインストールできる勘定だ。

動画はMPEG4(ASFファイル)に対応していて、パナソニック製HDDレコーダー『DIGA』(ディーガ)や、MPEG4カメラ『D-Snap』で作成した動画をSDカード経由でHDDにコピーし、それをHS400のモニターで楽しむことができる。また、マイレッツ倶楽部で有料ダウンロードが可能な「SD-MovieStage」という専用ソフトを使えば、Windowsパソコンの中で保存している動画ファイルをMPEG4に変換することも可能だ。

ただし、専用ソフトを使った場合でも「すべての動画ファイルがMPEG4に変換できるわけではない」ということは覚えておいた方がよいだろう。変換できるのは拡張子が「avi」や「wmv」となっているもののみ。専用ソフトはこれらをMPEG4に変換する機能しか備わっていない。

手持ちの動画がaviやwmv形式で保存されていれば専用ソフトで難なくコンバートできるが、これ以外の形式では「Windows Mediaエンコーダー」や「TMPEGEnc」など、ほかの画像編集ソフトを使い、あらかじめaviかwmvに再エンコードしておく必要がある。

HS400で再生可能な動画はQ-VGA(320X240)で、15fpsまでのもの。多少のブロックノイズは気になるが、車内で鑑賞するには十分な画質だった。もとの動画サイズにもよるが、1時間番組で約250MBの容量となる。256MBのSDカードがあれば何とか転送できる容量だ。

これよりも美しい画像でなければ満足できないという人には、DVDビデオ再生可能なヘッドユニットとHS400を組み合わせるというシステムアップも可能だ。テレビ録画はHS400のHDDに収めたMPEG4で。映画はヘッドユニットからDVDビデオで……と使い分ければいいだろう。

《石田真一》

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