三菱自動車が発表した2003年度の生産・販売・輸出実績によると、総生産台数は前年度比9.4%減の153万7496台となった。
国内生産は同1.9%減の75万1843台と、2年ぶりにマイナスとなった。国内販売は軽自動車の増加でプラスだったが、輸出が大幅に落ち込んだ。
国内販売は同1.1%増の35万8253台と、8年ぶりにプラスとなった。『コルト』や軽自動車の販売が伸びたため。輸出は同12.0%減の37万6103台と大幅に落ち込んだ。2年ぶりのマイナスで、北米での新車販売低迷で、北米向けが不振なのが主因だ。
海外生産は同15.5%減の78万5626台と、5年ぶりのマイナス。北米生産が同25.4%減となったほか、アジアも同11.5%減、欧州が同14.3%減となったため。