21日早朝、北海道札幌市白石区内の国道274号線で、強引な追い越しを掛けてきた普通トラックを避けようと急ハンドルを切った大型トレーラーが中央分離帯部分に設置されていた高速道路の橋脚に激突する事故が起きた。
この事故でトレーラーを運転していた51歳の男性が意識不明の重体となっている。
北海道警・白石署よると、事故が起きたのは21日の午前6時ごろ。札幌市白石区北郷付近の国道274号線(通称:札幌新道)で、南進していた大型トレーラーの前方に、併走していた普通トラックが割り込んできた。
トレーラーはこれを避けようと急ハンドルを切ったが、車体の一部が接触。弾き飛ばされて中央分離帯に設置されている道央自動車道の高架橋の橋脚部分に激突した。
この事故によって運転席部分は大破。運転していた51歳の男性は近くの病院に収容されたが、頭などを強打して意識不明の状態が続いている。
警察では、併走していた普通トラックが大型トレーラーを追い越そうと、強引に車線変更したことが事故の発端になったと断定し、トラックを運転していた男性から業務上過失傷害容疑で事情を聞いている。