アメリカでもっともユーザーフレンドリーなディーラーシップを持つ、と言われているサターンは、女性ユーザーの比率がもっとも高いメーカーでもある。この、「女性が乗る車」というイメージを払拭するために、サターンでは2006年までにマーケットセグメントを現在の倍にする計画を進行中。
現在サターンは小型車、ミッドサイズSUVなど3つのセグメントで製品展開を行っているが、新しく開発されたGMのエプシリオンプラットホームやカッパプラットホームを導入することで、ミッドサイズセダンやロードスター、フルサイズSUV/クロスオーバーもラインナップする予定だという。
最初に導入されそうなのは、デトロイトオートショーでコンセプトとしてデビューしたサターン『カーブ』。カッパプラットホームベースで2+2クーペ、スポーティモデルだ。
これまでGMの他ブランドの開発の影に隠れてラインナップの充実が図れなかったサターンだが、今後はニッチ市場からマス市場を狙った大胆な新モデルが目白押しになるかも。