速度超過? カーブ逸脱の乗用車がバスと衝突

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14日午前、広島県瀬戸田町内の県道で、近江鉄道バスが所有する大型観光バスに、センターラインをオーバーした対向の乗用車が衝突するという事故が起きた。

この事故で乗用車に乗っていた3人のうち2人が死亡。1人が軽傷を負った。また、バスの乗客12人も重軽傷を負っている。

広島県警・因島署によると、事故が起きたのは14日の午前10時30分ごろ。瀬戸田町垂水付近の県道で、乗客37人が乗った近江鉄道バス所有の大型観光バスに、対向車線を走っていた乗用車が突っ込んだ。

乗用車はバスの右前輪付近に衝突。運転していた60歳の男性と後部座席にシートベルト非着用の状態で乗っていたとみられる53歳の男性が全身を強く打って死亡。助手席の1人が軽傷を負った。また、バスの乗客12人も座席から投げ出されるなどして重軽傷を負い、近くの病院に収容されて治療を受けた。

現場は海沿いを通る片側1車線の県道で緩やかなカーブとなっている。乗用車はカーブを直進するような形でセンターラインをオーバーしており、警察ではスピードの出しすぎが事故の原因とみている。現場にバスがいなかった場合、乗用車は海に転落していた可能性もあった。

《石田真一》

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