日本自動車工業会は、2003年度の二輪車市場動向調査を行って、結果はまとめた。調査は市場の変化を捉えるため、隔年ごとに新規購入ユーザーを対象にアンケート調査を実施した。
それによると、購入の視点は、「価格の安さ」が前回調査の26%が40%に急増、ホンダやスズキなどのスクーターの低価格化が影響したと見られる。
軽二輪クラススクーターの20代以下のユーザーでは、「夢中になっているレクリエーション」が「カスタム・ドレスアップ」が最も多く49%だった。
高速道路二人乗り規制解除時の二輪車利用への影響では、126cc以上ユーザーで「二人乗りの機会が増える」が41%、「行動範囲が広がる」が38%、「二輪車の用途が広がる」が37%だった。
また、二輪車ETC導入時に126cc以上ユーザーの58%が「利用したい」、「まぁ利用したい」だった。