豊田自動織機が、技能訓練センターを開設

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豊田自動織機は、「ものづくり」を支える技能者の育成を強化し、卓越した技能に基づいた国際競争力の向上を目指すため、同社大府工場西側に研修棟、実習棟からなる技能訓練センターを新設したと発表した。30日に竣工し、4月1日から訓練を開始する。

技能センターは、高い専門能力を持つ指導者のもと、従来から行ってきた新卒の技能専修学園生を対象とする約1年間の技能訓練、健全な人格形成に加え、入社10年程度のリーダー級技能者の高度な技能育成、一般技能者の基本技能、専門技能の訓練を行う。

同社だけでなく、グループの技能者育成も視野に入れており、ものづくりのレベルアップを図っていく。将来的には海外子会社への展開も検討している。

技能センターは、実習棟、研修棟を合わせて従来の約4倍の規模を持ち、充実した設備と十分な訓練スペースを確保しており、約1000人の技能専修学園の卒業生が高度な技能伝承や新たな技能の価値創造を育成するスペースも設けている。

《レスポンス編集部》

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