タイヤ脱落を防ぐ…北海道運輸局が要請

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国土交通省・北海道運輸局は23日、道内においてトラックのタイヤ脱落事故が相次いでいることから、北海道トラック協会や、自動車整備の業界団体に対し、ハブやボルトの点検を徹底するように求める通達を出した。

整備する際、これら部品のチェックを従来よりも強化し、異常を感じた場合には些細なことであっても届け出るように指示している。

北海道運輸局によると、今年に入ってから道内で発生したことが確認されているタイヤ脱落事故は4件あるという。

このうち、江差町で3歳の男児が死亡した事故(2月)、函館市で駐車中の軽自動車が破壊された事故(3月)についてはこれまでにも大きく報じられているが、同局ではさらに2件の事故が3月になってから起きていたことを明らかにしている。

これまで公表されてなかった事故のうち、1件目は今月3日に札幌市内で発生している。同日の午後1時ごろ、札幌市東区北34条東21丁目付近の国道274号線で、自動車3台を運搬していたキャリアカー(4トン車)から左後輪のタイヤが突然脱落。除雪で積み重なって出来た道路脇の雪山に突っ込んだ。

交通量の比較的多い時間帯だったが、脱落したのが車体左側で、なおかつ走行時の速度が遅かったこともあり、幸いにも人的・物的な被害は免れた。

2件目の事故は16日、留萌市内で発生している。留萌市内の国道232号線を走行していた大型トレーラーの荷台部分の車軸が折れてタイヤが脱落。対向車線を走行していた別のトレーラーに当たった。脱落したタイヤは右側の前輪2本で、ほぼ同じタイミングで脱落したらしい。

事故を起こしたのは4件とも三菱ふそう以外のメーカーだったことから、同局では「タイヤ脱落はメーカーを問わずに発生している。脱落の兆候は日々の点検や法定整備でわかるものも多く、重大事故の発生を未然に防止するという意味でも徹底してほしい」と要望している。
《石田真一》

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