駐車場では後方確認---母親が実子2人をはねる

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25日夜、大阪府寝屋川市内にある民家敷地内に設置された駐車場で、この家に住む32歳の女が実子2人をはね、3歳の男児が死亡、6歳の男児が軽傷を負うという事故が起きた。警察では業務上過失致死傷容疑でこの女から事情を聞いている。

大阪府警・寝屋川署の調べによると、事故が起きたのは25日の午後9時40分ごろ。寝屋川市対馬江東町付近にある民家の敷地内に設置された駐車場で、この家に住む32歳の女がクルマを車庫に入れようとした際、後方にいた実子2人を次々にはねた。この事故で3歳の男児(次男)が胸などを強打して死亡。6歳の男児(長男)が軽傷を負った。

警察では、この女から業務上過失致死傷容疑で事情を聞いているが、警察の取り調べに対しては「子供はすでに家の中に入っていたと思っていた」と供述。実際には後方の目視を行っていなかったことをほのめかしている。

現場の駐車場には段差があるため、「多少勢いをつけないと入れないこともあった」とも女は供述しており、警察では女が後方を確認しないままアクセルを比較的強く踏み込み、一時的に急加速した際に男児に激突したものとみている。女からはさらに事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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