タイヤ公正取引協議会は、2003年度第2回チラシ広告調査をまとめた。広告の不当表示の実態調査をしたもので、それによると新聞折込広告で不当表示の違反率は50.2%と、2つに1つが違反していたことが明らかになった。
前回調査と比べて不当表示の違反率は8.2ポイント上がっており、悪化している。
今回のサンプリングは、前回調査より30%増の881のチラシ広告について調査した。不当表示では、メーカーや商品名の不表示、廃タイヤ処理料金の不表示などの違反が多かった。
地域別では、違反率が最も高かったのは九州地区で59.6%だった。