アメリカの『オートモティブ・リース・ガイド』が発表した優良リースモデルによると、リースでクルマを入手して最もトクをするのはトヨタ、ホンダだという。
リースガイドではリース終了時の車両の市場評価と、月々のリース料を比較し、5段階評価を行っている。その結果、トヨタ/レクサスを合わせて12のモデルが最高の5つ星評価、またホンダもリースガイドが選ぶ「業界で最もリースの残余評価が高いメーカー」に5年連続で選ばれた。
これはトヨタ、ホンダ車の値下がり率が低い、つまりはリセールバリューが高い、ということを意味する。アメリカのメーカーはGMC『ユーコン』を除くほとんどすべてのモデルが2つから4つ星評価で、5つ星を受けているのはボルボ、ベンツ、BMWなどわずか数モデルにすぎない。逆に1つ星評価を受けているのはシボレー、ダッジ、キアなど。
各セグメントでの「最もリースがおトクなモデル」は、ミッドサイズカーではホンダ『アコード』、ミニバンでは『オデッセイ』、小型SUVでは『CRV』、クロスオーバーでは『パイロット』、小型トラックではトヨタ『タコマ』、大型SUVでは『セコイア』、フルサイズトラックでは『タンドラ』、ミッドサイズSUVでは『4ランナー』、準ラグジュアリーではレクサス『ES330』、とトヨタとホンダが独占。
その他、小型ではMINI(ミニ)『クーパー』、スポーティカーでは日産『350Z』、ラグジュアリーではメルセデスベンツ『CLK』と、ビッグ3を抑えて外国メーカーがずらりと並んでいる。