無免許運転をしないと命に関わる---常習者は反省せず

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北海道警は22日、違反累積で免許停止となっているにも関わらず、自身の通院治療を理由として日常的に無免許運転を繰り返してきた46歳の女を同日までに道路交通法違反(無免許運転)容疑で逮捕した。

女は無免許運転を行ったことは全面的に認めているが、反省している様子は全く見られないという。

北海道警・札幌北署の調べによると、この女は21日の午後2時45分ごろ、JR札幌駅前(札幌市北区北7条西3丁目付近)の道道で乗用車を運転していた際、別の乗用車と接触するという物損事故を起こした。

被害者が警察へ通報し、駆けつけた警察官が女に免許証の提示を要求したが、無免許運転の事実この際に発覚した。

女は違反累積で2002年8月に免許停止の処分を受けているが、免許停止期間中にもそのままクルマを運転し、これまでに5回の摘発を受けていることも判明している。

無免許運転の事実を追及する警察官に対し、女は「糖尿病の持病があり、定期的に病院へ通院する必要がある。タクシー代は高いので、結局は自分でクルマを運転するしかない。運転するなと言われても運転して病院に行かないと病気が悪化してしまう」と供述。

反省している様子が全く見られず、以後も無免許運転を繰り返す可能性が大きかったため、道交法違反容疑での逮捕に踏み切った。

《石田真一》

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