日産自動車は、1月のグローバル生産が前年同月比8.9%増の24万9365台となり、8カ月連続で前年を上回ったと発表した。
国内生産は同2.1%減の11万3607台と3カ月連続でマイナスだった。国内向けの『マーチ』の販売が一巡したのが主因。
海外生産は同20.2%増の13万5758台で、7カ月連続のプラス。米国生産は『クエスト』、『アルマーダ』、『タイタン』の生産が本格化し、同77.6%増の5万6369台となった。メキシコは『セントラ』の国内向けと米国向け輸出が不振で同8.7%減の2万6175台だった。英国は『マイクラ』の販売が堅調で同16.0%増の2万9251台、スペインでは商用車『プリマスター』が順調で同15.7%増の1万215台だった。
国内販売は同9.3%増の5万9962台と2カ月連続でプラスだった。『キューブキュービック』を含むキューブブランドが好調だった。軽自動車を含む国内シェアは同0.3ポイント増の20.4%だった。
輸出は同11.2%増の5万6930台と、2カ月連続のプラス。北米向けのインフィニティ『FX45/FX35』や日産『ムラーノ』が一巡、同15.2%減となった。欧州向けは『エクストレイル』が好調で同49.4%増となった。中南米向け、大洋州向け、アジア向けもプラスで推移した。