8日午前、秋田県秋田市内で衝突事故を起こした軽自動車が、衝突の弾みで道路脇にある自動車ショールームに突入するという事故が起きた。このディーラーは休業日で無人であったため、幸いにも事故による巻き添えは生じなかった。
秋田県警・秋田署の調べによると、事故が起きたのは8日の午前11時ごろ。秋田市八橋鯲沼町付近の県道を走行していた36歳の女性が運転するクルマが、外側車線から内側車線へ車線変更してきた29歳の男性が運転するクルマに弾き飛ばされた。
女性のクルマはそのまま対向車線を逸脱し、歩道も乗り越えて道路脇にある自動車ディーラーのショールームに飛び込んだ。クルマはショールームのガラスを破壊し、展示されていた軽自動車2台と衝突してようやく止まった。
事故によって女性が腕に軽いケガを負ったが、クルマが飛び込んだショールームは当日は営業しておらず、巻き添えによる人的被害は免れた。
警察では車線変更を強行した男性から事故当時の事情を聞いている。