いすゞ、ディーゼル規制特需で経常黒字に……第3四半期

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いすゞ自動車の第3四半期(2003年4−12月期)連結決算は、売上高が前年同期比11.3%増の1兆647億5600万円、経常利益が576億2500万円の黒字となった。営業損益、経常損益ともに前年同期は赤字だったが、そろって黒字転換した。

第3四半期は、日本ではディーゼル排ガス規制の強化による総需要が拡大、同社の販売も好調に推移した。国内の車両販売は同86.5%増の7万6949台と、2倍近い販売台数となった。

北米では、エンジン工場が連結から外れた影響で売上はマイナスとなったがリストラ効果で収益は改善した。アジアはタイのピックアップトラックの販売が好調で増収増益となった。

この結果、売上高は同11.3%の伸びながら、営業利益は前期の122億6600万円の赤字から589億5700万円の黒字に転換した。経常利益も300億2400万円の赤字から576億2500万円の黒字に転換した。

同社では昨年11月20日公表した2004年3月期連結決算見通しの変更も無いとしている。

《レスポンス編集部》

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