タイヤバーストで車両火災 酒酔い警部補に停職3カ月処分

警視庁は27日、通勤の際にクルマを酒気帯び運転し、タイヤがバーストしていたことに気づかないで走り続けて車両火災事故を起こした丸の内署・警備課に所属する59歳の警部補に対し、同日付で停職3カ月の懲戒処分を実施したことを明らかにした。

自動車 社会 社会
警視庁は27日、通勤の際にクルマを酒気帯び運転し、タイヤがバーストしていたことに気づかないで走り続けて車両火災事故を起こした丸の内署・警備課に所属する59歳の警部補に対し、同日付で停職3カ月の懲戒処分を実施したことを明らかにした。

問題の事故は今月16日に発生している。同日の午後1時ごろ、取手市井野1丁目付近の市道を走っていたクルマが突然炎上した。消防車が出動して消火作業に当たったが、事故を起こしたクルマを運転していた男が酒臭いことに駆けつけた茨城県警・取手署の警察官が気づき、アルコール検知を実施したところ、酒気帯び相当量のアルコールを検出したため、道路交通法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕した。

後の調べで、この男が警視庁・丸の内署に所属する警部補であることが判明。取り調べに対しては「自分の息が酒臭いことはわかっていたが、近い距離だし、大丈夫だろうと思った」などと供述したという。しかし、タイヤをどの時点でバーストさせたかなどは本人も全くわかっておらず、検出したアルコール量以上に酒が回り、泥酔状態だった可能性も指摘されている。

茨城県警から事件の報告を受けた警視庁では、この警部補に対する処分を検討してきたが、通勤途中に発生した事故であることを考慮し、警部補に対して27日付けで停職3カ月の懲戒処分を実施した。しかし、この警部補は事件以後に依願退職の申し出を行っており、近く退職するものとみられている。
《石田真一》

編集部おすすめのニュース

特集