現金を奪う目的で歩行者をはねる

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千葉県警は20日、窃盗容疑で逮捕されている30歳の男ら2人が、現金を奪う目的で歩行者をクルマで故意にはね、死亡させていた可能性が高まったことを明らかにした。すでに強盗致死容疑での逮捕状請求を進めており、近日中に再逮捕するという。

千葉県警・捜査4課、同・千葉中央署の調べによると、問題の事件は昨年11月20日の未明に起きている。千葉市中央区富士見付近の市道で、43歳の男性が路上に倒れているのを通行人が発見し、警察に届け出た。

男性は道路を歩いていた際、後方から走ってきたクルマにひき逃げされたらしく、全身打撲の状態だったが、発見から約1時間30分後に収容先の病院で死亡している。

警察ではひき逃げ事件として捜査を開始したが、男性は財布などを所持しておらず、倒れていた場所についても、ひき逃げされた場所とされる地点とは異なっていた。

事故後に男性が歩いて移動した可能性も考えられたが、付近では現金を奪う目的で歩行者を故意にはね、そのまま逃走する事件が相次いで発生していたことから、この男性も同様の犯罪に巻き込まれた可能性が高いと判断した。

事件に使われたクルマも後に四街道市内で発見されたが、窃盗容疑の別件で逮捕された男がクルマを捨てたことをほのめかす供述をしていることがわかった。

このため、警察がさらに追及したところ、クルマで歩行者をひき逃げし、現金を奪ったことについても一部認める供述を行ったとしている。

警察では「この2人が容疑に関係していることはほぼ間違いない」として、裁判所に強盗致死容疑での逮捕状を請求。近日中に再逮捕する方針だ。
《石田真一》

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