女性を拉致し、家族にクルマの弁償を求めさせる

自動車 社会 社会

大阪府警は13日、出会い系サイトで知り合った少女を拉致・監禁し、家族に「借りていたクルマを運転中に事故を起こした。弁償しなくてはならない」という電話を掛けさせ、現金を騙し取ろうとした19歳の少年を営利目的誘拐と逮捕監禁容疑で逮捕した。

警察ではこの男以外にも2人の男を同容疑で逮捕しており、余罪についても調べを進めている。

大阪府警・捜査一課、同・寝屋川署の調べによると、事件が起きたのは今月6日の夜。寝屋川市内に住む19歳女性の家族から「娘から借りたクルマで事故を起こした。相手に230万円を支払うまで解放されないと言っている」との通報が寄せられた。

この女性の友人である別の19歳女性宅にも同様の電話が掛けられていることが判明したこともあり、警察では営利目的の誘拐事件と判断。6日夜から7日午後までに2人の女性宅には数十回の電話が掛けられ、「支払いをしないと危害が加えられるかもしれない」と話すなど、緊迫した状況にもなった。

7日午後に捜査本部を設置して、電話の発信源などを探知。その結果、大阪府堺市内から携帯電話の発信があったことが判明。8日午前に同市内で18歳の少年2人と被害者の女性2人が乗ったクルマを発見し、女性を保護するとともに、少年2人を営利目的誘拐と逮捕監禁の容疑で逮捕した。

警察では逮捕された2人を厳しく追及したところ、主犯格となる19歳の男が出会い系サイトで知り合った女性を拉致監禁し、現金を脅し取る犯行を繰り返していたことを自供。供述の結果、広島県内で主犯格の男を発見し、逮捕している。

警察では2人が自供している余罪の裏付けを進めるとともに、容疑を否認する主犯格の男を厳しく追及し、金の流れについても調べを進める方針だ。
《石田真一》

編集部おすすめのニュース

特集