【荒れる新成人】足止めされたら格好悪い、と検問突破……兵庫

自動車 社会 社会

12日午前、兵庫県明石市内の市道で、成人式会場への車両進入を減らす目的で行われていた検問を改造車が突破。さらに赤信号も無視して逃走を図るという事件が起きた。クルマはパトカーに進路を阻まれ、運転していた新成人の男が道交法違反で逮捕された。

兵庫県警・明石署の調べによると、事件が起きたのは12日の午前10時20分ごろだという。明石市相生町2丁目の市道で、成人式会場への車両進入を減らし、改造車をシャットアウトする目的で同署が交通検問を行っていたところ、1台の改造車がこれを突破しようとした。

クルマは署員の制止を振り切り、検問を突破するだけではなく、その直後に赤信号も突破。成人式が行われていた市民会館方向に向けて逃走した。連絡を受けたパトカーがこれを追跡するとともに、先回りしていた1台が逃走車両の走行を抑止。

運転していた20歳の男は道路交通法違反(信号無視)の現行犯で逮捕された。

男は警察の取り調べに対し、「検問で止められたら格好悪い。検問を突き抜け、そのまま突き進んでやろうと思った」などと供述しているという。

明石市では改造車に乗って成人式の会場に乗りつけようとする者が多く、こうしたクルマで会場付近の道路が埋め尽くされ、交通がシャットアウトされてしまうため、数年前から検問を強化している。

昨年も同様に検問突破を試み、逮捕された新成人が1人おり、この際にも「クルマが足止めされて遅刻すると格好悪い」と供述していたという。警察では「ルールを守ることの格好良さを身につけてほしい」とコメントしている。
《石田真一》

編集部おすすめのニュース

特集