ポルシェAGは、フラッグシップモデルの『カレラGT』が今年12月のデビュー前にもかかわらず、科学技術誌の『ポピュラー・サイエンス』誌が選ぶ「Best of What's New」賞の自動車部門で大賞を受賞したと発表した。
選考では、最高出力612ps、最高速度330km/h、0-200km/h加速で9.9秒を発揮する『カレラGT』に搭載した5.7リットル10気筒エンジンとシャシーが画期的な技術として評価された。
このシャシーは、モノコックとサブフレームの双方の素材に、レーシングカーを含めた車として初めてカーボンファイバー強化プラスチックが採用された。この素材はボディパネルにも採用されている。
ポピュラー・サイエンス誌によるとBest of What's New賞は1年間にわたって様々な製品や技術をテストし、その評価をもとに授与されるものとしている。