日産ディーゼル工業は、2004年3月期連結決算の売上高および営業・経常利益予想を上方修正した。国内外で販売台数が期初の予想を上回る。
売上高は期初予想の4200億円から4450億円に、営業利益は140億円から210億円に、経常利益は80億円から110億円に修正した。国内販売台数を、期初予想の1万8900台から2万2200台に、海外販売台数を1万4200台から1万5300台に上方修正した。
通期の最終純損益は、財務リストラ関係の特別損失の計上により、440億円の赤字を予想しているが、本業は、国内需要の増加により、大幅に改善する見通しだ。