トヨタ系部品・車体メーカー9社が、2003年度中間期決算を発表、豊田自動織機、デンソーなど6社が増収増益となった。主要取引先のトヨタ自動車向けの事業が好調だった。
各社とも、トヨタ自動車向けが順調だったほか、アジアや欧州での事業が拡大した。トヨタ車体を除く8社が増収、原価低減活動や生産性向上などの取り組みにより、7社が増益を確保した。デンソーと豊田自動織機は、過去最高業績を更新した。
アイシン精機は先行投資費用が増加。また、豊田紡織は、北米子会社の売上減や海外子会社の固定費増加により、いずれも営業減益となった。