運転を注意されて激怒、女性2人をリンチした女を逮捕

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徳島県警は27日、クルマの運転方法を注意されたことに腹を立て、通行人の女性に殴る蹴るの暴力を加えたとして、道路交通法違反(信号無視など)容疑ですでに逮捕されている21歳の女を傷害容疑で26日までに再逮捕したことを明らかにした。暴行に加担したとして、同乗していた22歳の女も同容疑で逮捕されている。

徳島県警・徳島東署の調べによると、この女2人は今月25日の午前3時40分ごろ、徳島市富田橋1丁目付近の市道を軽自動車で走行中、歩道を歩いていた21歳の女性から「運転方法が危ない、どこを見て走っているんだ」などと注意された。

運転していた21歳の女がこれに立腹。クルマを降りて蹴りかかるとともに、これを発見して制止しようとした別の女性の顔も殴打するなどした。最初に注意した女性は腹を蹴られ、全治5日間の軽傷を負い、顔を殴られた女性は頬の骨を折る重傷を負った。

2人は現場からクルマで逃走したが、被害者の女性がナンバーを目撃しており、110番通報を行った。クルマは事件発生から約2時間10分後の午前5時50分ごろ、藍住町徳命付近の県道で検問を行っていた警察官に発見されたが、停止命令を無視。

逃走を阻止しようとしたパトカーに接触した後はスピードを上げて逃走。その後、数度の信号無視を繰り返したが、最終的には追い詰められ、道交法違反の現行犯で逮捕されている。

2人は交通トラブルを発端とした暴行の事実を否認しているが、手に負った傷などから関与は間違いないとみて、2人を厳しく追及していく方針だという。

《石田真一》

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