27日深夜、大阪府豊中市内の名神高速道路・名神豊中料金所で、バイク3台に分乗した3人組の男がブース内にいた61歳の料金収受員を刃物で脅し、レジにあった現金約10万円を奪って逃走する事件が起きた。警察では強盗事件として捜査している。
大阪府警・豊中南署の調べによると、事件が起きたのは27日の午後10時5分ごろだという。豊中市名神口の名神高速道路・名神豊中料金所へバイク3台に分乗した3人組の男が現れ、ブース内にいた61歳の料金収受員に刃物をちらつかせて、「あっちに行け」と脅した。収受員がブースから逃げ出すと、男らはレジにあった現金約10万2000円を奪い、ブース近くに止めてあったバイクで逃走した。
警察では強盗事件として捜査を開始。ブースに備え付けてあった防犯カメラが撮影していた映像の分析を進めている。襲われた収受員によると、全員がヘルメットを着用しており、容貌などはわからなかったという。
大阪府内では同日の午前2時すぎにも堺市内にある阪和自動車道・堺インターチェンジの料金所ブースが何者かによって襲撃されており、警察ではこちらの事件との関連性を含めて捜査を進めていくとしている。