1980年代に1リットル3気筒という超小型ディーゼルを実用化、世界から注目されたダイハツが、このモーターショーで乗用車用ディーゼルエンジンの限界といえる660ccディーゼルを出品し、ふたたび話題を集めている。
新型ディーゼルエンジン『TOPAZ 2CDDI』は、659cc2気筒バルブ付2ストロークディーゼル。ショーに展示されているものは、ルーツブロワー式スーパーチャージャーを備え、最高出力54ps、最大トルク13.3kgmと、1.7リットルNAディーゼルと同等以上の性能を確保している。高出力、低燃費ばかりでなく、排ガス浄化の点でも先進的。平成17年(2005年、国内新長期)排ガス規制をクリアできるレベルだという。