2年前レース中の事故で両足を失った元F1ドライバーのアレッサンドロ・ザナルディが日曜19日、本格的なレース復帰を果たした。ザナルディは2001年9月チャンプカーのドイツ・ラウンドに参戦中に事故に遭い、両足を切断するという重傷を負った。
あれから2年、ザナルディはスロットルをステアリングで、クラッチをギヤシフトで操作できる、特別仕様のBMW『320i』でヨーロッパ・ツーリングカー選手権(ETCC)最終戦に参戦。
急遽決まった参戦にも関わらず、土曜日の予選を11位で終えたザナルディ。第1レースは残念ながらリタイアに終わったものの、第2レースは見事7位入賞を果たし、奇跡的なレース復活を果たした。