【トヨタF1ドリーム】『プリウス』にF1の空力を応用

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【トヨタF1ドリーム】『プリウス』にF1の空力を応用
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今年6月にトヨタ自動車のモータースポーツ担当になった服部哲夫常務役員は、パナソニック・トヨタ・レーシングチームの記者会見で、トヨタとF1チームの連携を一層強めていく方針を示した。F1の技術がトヨタの商品づくりにも反映されつつあるとし、その一例として新型『プリウス』の空力にも生かされたことを披露した。

服部常務役員は、トヨタの商品開発における空力は「主に環境対応(燃費)の面から研究してきたが、F1でのノウハウから走りの性能を追求する研究につながった」と述べた。新型『プリウス』のCd値はリヤスポイラーの採用などにより0.26となり、旧モデルの0.30から大きく改善している。

一方、会見に同席したクリスチアーノ・ダマッタ選手は今回の来日で初めてプリウスに試乗。その感想として「エンジンとモーターの組み合わせによる車全体の機能が優れており非常に驚いた。これぞ未来の車という印象を受けた」と、述べた。また、オリビエ・パニス選手は「将来に向けたトヨタの賢明な選択」と評した。

《池原照雄》

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