自動車ディーラー経営、2年連続で売上マイナス…2002年度

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日本自動車販売協会連合会は22日、2002年度の自動車ディーラー経営状況を発表した。1512社の総売上高は、前の年度にくらべ0.2%減の12兆8541億円となり、2年連続で減少した。

同年度の新車販売台数は、前の年度にくらべ0.8%増と2年ぶりに増加したものの、スモールカーの需要が増加したことを受けて、1台当たりあたりの販売単価が減少した。このため、総売上高は、前年度に引き続きマイナスになった。

1社あたりの売上高・利益の平均は、売上高が前の年度にくらべ3.5%増の85億円、営業利益が同9.3%増の1億2423万円、当期純利益は同4.7%増の9880万円と、2期ぶりに増収増益だった。

ただ、合併・再編により、企業規模が大きくなっていることや、販売奨励金にあたる車両手数料が15.6%も増えていることを考慮すると、経営の中身が大きな改善した、ということではなさそうだ。

《編集部》

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