先週のイタリアGPにおいてハインツハラルド・フレンツェン（ザウバー）が同郷であるミハエル・シューマッハ（フェラーリ）を故意に助けたと、フアン・モントーヤ（ウィリアムズ）が非難している。モントーヤによると40周目に周回遅れにされる際、フレンツェンがわざと大幅にスローダウンしたのだという。
「オーバーテイクの決定的瞬間に彼はわざと僕にスローダウンさせた」とモントーヤ。BMWのゲルハルト・ベルガーも「もし故意にやったのなら、これは明らかな不正だ」と非難。フレンツェンは個人的にもシューマッハと親しく、またザウバーはフェラーリのエンジン供給を受けていることから、ウィリアムズ側では今回の一件が気に入らなかった模様。
当のフレンツェンによるとその時はミラーがオイルだらけで見られなかったため、誰が後ろにいるのか分からなかったのだという。「無線でモントーヤが後ろに来ていると連絡があった。それから僕はすぐにスペースを空けたんだよ」とフレンツェンは主張している。
