パトカー破壊しようと目測を誤り電柱に

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19日未明、愛知県豊川市内の国道151号線で、飲酒運転していた男が追跡してきたパトカーに体当たりするなどして走行を妨害し、最終的には目測を誤って街路樹に衝突。走行不能となって逮捕されるという変わった事件が起きた。警察ではクルマを運転していた24歳の男を公務執行妨害と道路交通法違反(酒酔い運転)の現行犯で逮捕している。

愛知県警・豊川署の調べによると、事件が起きたのは19日の午前2時35分ごろだという。豊川市中条町付近の国道151号線で、蛇行しながら信号を無視して走るワゴン車を同署・地域課のパトカーが発見。追跡を開始した。

ワゴン車は蛇行運転を繰り返しながら逃走を続けたが、発見された場所から約2.5kmの地点でパトカーに追いつかれると、今度は数度の体当たりを行ってパトカーの走行を妨害しようとした。パトカーは体当たりに耐えて追跡を継続。

ところがワゴン車は大きく車体を振ってパトカーに当たろうとした際、目測を誤って電柱に激突、身動きが取れなくなった。同署では運転していた24歳の男を運転席から降ろして事情を聞こうとしたが、まっすぐ歩けないほどの泥酔状態だったため、公務執行妨害と酒酔い運転の現行犯で逮捕した。

男は酒に酔って意味不明のことを話しており、警察では酔いが醒めるのを待ってからパトカーを破壊した経緯について男を厳しく追及する方針。

《石田真一》

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