レンタカーで盗難行脚していた少年

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香川県警は9日、遊び仲間の友人とともにレンタカーを使って全国に盗難行脚をしていた19歳と15歳の少年を窃盗容疑で逮捕した。別のタクシー強盗事件で逮捕された47歳の男も少年らの犯行に関わったものとみて、調べを進めている。

香川県警・坂出署の調べによると、この少年らは今年1月ごろからレンタカーを使って全国での盗難行脚を行っていた疑いが持たれている。関東地方に住む遊び仲間を中心に更生されていたとみられ、犯行の度にメンバーを変えていた。

直接の逮捕容疑は今年7月25日の未明、香川県国分寺町の民家に侵入し、現金5000円を盗難したというものだが、この他にも東北地方から中国地方に掛けての10県で約20件の犯行を繰り返したと認めており、被害総額は数百万円に達するものとみられている。

メンバーに盗難方法を指示していたのは、香川県内でタクシー強盗を起して逮捕された47歳の男で、国分寺町での侵入事件の際にはこの男が行動を共にしていたこともわかっている。警察では各事件の役割分担がどのようになされていたのか、盗んだカネの用途は何だったのかについても調べを進めていく方針。

《石田真一》

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