自分のが壊れたからそのドアいただきます

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広島県警は3日、駐車されていた軽自動車の左側ドアのみを盗み、逃走していたことで福岡県警から指名手配されていた20歳の男を窃盗容疑で逮捕した。

広島県警・大竹署の調べによると、この男は今年3月、福岡県福岡市東区内の駐車場で、この駐車場に置かれてた34歳女性の所有する軽自動車から助手席側のドア1枚を盗み、そのまま現場から逃走した疑いがもたれている。

警察では現場に残されていた指紋などから、容疑者を福間町に住む20歳の男と断定。窃盗容疑で指名手配していたが、男の足取りは全くわからないままだった。

ところが今月3日の未明、同署のパトカーがコンビニエンスストアに長時間止まっていた県外ナンバーの軽自動車を発見。ナンバー照会を実施したところ、逃走中の容疑者が乗っている可能性が高い手配車両であることが判明した。

大竹署員は乗っていた男に職務質問を行い、警察への任意同行を求めたが、この段階で男が窃盗事件への関与を認めたため、窃盗容疑で逮捕した。

警察の調べに対し、男は「自分のクルマのドアを事故で破壊したから代わりに盗んだ」と供述している。近く福岡県警の担当者を呼び、身柄の引き渡しを行うとしている。

《石田真一》

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