元ワールドチャンピオン、ニキ・ラウダによると、タイトルに最も近いのはウィリアムズのフアン・モントーヤだという。
「私はモントーヤのワールドチャンピオンを予想している。なぜならベストのマシンを持っているのがウィリアムズだからだ。一番速いし、モントーヤがミスさえ犯さなければ、最有力は彼だ」
しかしその障害となりうるのがモントーヤのチームメイトであるラルフ・シューマッハ。ウィリアムズではチーム同志での競争が許されており、ハンガリーGPでも3位走行中のモントーヤがスピンして4位のラルフにオーバーテイクされそうになったことも。その状況はモンツァでも変わることはない。
「フランク(・ウィリアムズ代表)らしい決断だよ。彼は政治ではなくスポーツを重んじるチーム代表だから。だからこそ私は彼を尊敬している。彼は余計なことにとらわれない真のレーサーだ。だからこそ、ドライバーの好きなようにやらせてくれるんだ」と、ラウダは語っている。