気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。
2003年8月7日付
●国交相、藤井総裁の進退言及「改ざんあれば」「内紛続けば」(読売・2面)
●7月車名別販売台数、カローラ首位、レガシィ6位にアップ(読売・8面)
●先月の輸入新車販売10.1%減少(読売・8面)
●タクシー運転7時間、死亡「エコノミー症候群が原因」大阪で労災認定(朝日・1面)
●「巨人の国にやってきた気分」ガリバーインターナショナルの羽鳥兼市社長、東証一部上場での感想(朝日・8面)
●高速料別納で脱税、神戸の組合3700万円逃れた容疑(朝日・27面)
●いすゞとGM、タイから輸出開始(毎日・8面)
●トヨタ、環境費24%増の1663億円(産経・11面)
●海底に5台5遺体、香川・坂出港、別々の時期に転落か(産経・27面)
●トヨタシェア45%目標2008年、国内で「レクサス」導入テコに(日経・11面)
●ブリヂストン、中国にタイや専売店網3年200店(日経・12面)
●三菱自動車幹部候補選抜し特別教育、個別にプログラム(日経・12面)
●日本自動車工業会、ベトナムに生産規制など改善要請(日経・13面)
●豊田英二氏の妻の遺産総額、62億円(日経・34面)
ひとくちコメント
トヨタ自動車最高顧問の豊田英二氏の夫人の寿子さんが昨年9月に82歳で亡くなったが、その寿子夫人の課税対象となる遺産総額が62億円にのぼっていたことが明らかになった。豊田税務署が公示したのを、きょうの日経などが報じている。公示では、英二氏と長男でアイシン精機社長の豊田幹司郎氏ら親族5人が相続したという。
豊田家の夫人にはいろいろなタイプがいるが、寿子夫人は“内助の功”に徹し、生前は、ボランティア活動には熱心だったが、トヨタの経営などに直接参画したというような話は聞いたことがなかった。62億円もの巨額の遺産は、その大半は、トヨタグループの株式を保有していたという。