バイク用ETCのモニター募集…クルマは使っちゃダメ

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国土交通省は10日、非接触型ICカード(例:JR東日本のスイカ)を使ったバイク用ETCのモニターを、約1000人募集すると発表した。

同省の外郭団体、道路新産業開発機構のホームページを通じて同日からモニター募集をスタート。来年3月までのモニター期間中は、対象区間内の通行料金を累計5000円まで無料とし、使い勝手などを試してもらう。

対象地域は中央自動車道の高井戸〜八王子(4料金所)、八王子〜河口湖(6料金所)、八王子バイパス(1料金所)、西名阪自動車道の松原〜天理(6料金所)の3路線4区間。国交省はこのほか、4輪用と同じノンストップ型ETCの走行試験も行っており、今秋までにどちらのタイプを採用するか決め、来年度中に実用化する方針。

ただ、非接触型ICカードの採用が決まった場合でも、4輪用ドライバーの利用は認めない方針とされる。関係者は「車載器に比べて安いICカード型に4輪の需要が流れたらETCの普及にブレーキがかかる」と解説しているが、ハイカのIC版なら、偽造も難しいし、どんどん普及してもらいたいものだが…。

《編集部》

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