日本自動車販売協会連合会が発表した2003年上期(1-6月)の中古車登録台数は、前年同期比0.2%減の278万4188台となり、微減ながらほぼ横ばいにとどまった。トラック、バスの販売が落ち込んだ。
上期の中古車販売の車種別では、乗用車が前年実績横ばいの239万6746台だった。うち、普通乗用車が同4.3%増と伸びたものの、小型乗用車が同2.8%減と落ち込んだ。乗用車が3ナンバー化したことや、小型車に良質な中古車のタマが不足しているのが主因だ。
貨物車は同1.9%減の29万9358台と落ち込んだ。排ガス規制が強化され、古いディーゼル車が都市部で通行できなくなるため、トラックは新車を購入するケースが増えている。バスも同5.0%減の8513台にとどまった。