乗客よりメル友が大事!? 高速道路走行中のバス運転手

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京福バスは25日、同社の34歳のバス運転手が高速道路を走行中、自分の私物である携帯電話から数度に渡ってEメールの送受信を行っていたことを明らかにした。中部運輸局福井陸運支局に事態を報告するとともに、運転手を勤務シフトから外しており、今後何らかの社内処分を検討している。

同社によると問題のトラブルが発生したのは今月18日だという。当日、この運転手は小松空港からJR福井駅前に向かう高速バスの乗務に就いていたが、同日の午後3時ごろから数度に渡って携帯電話を使い、友人とメールのやり取りをしていたとみられている。

このときバスは北陸自動車道を走っていたとみられているが、運転手は片手で携帯電話を操作してメールの文章を作成し、送受信していたらしい。

この様子はバスに乗っていた複数の乗客が目撃しており、同社に対して「高速道路を走っている際に運転手がメールを打っていて危険を感じた。注意したのに止めてくれなかった」とのクレームが寄せられたことで事態が発覚している。

会社側は運転手に対して事実の確認を行ったが、運転手自身が「片山津インターチェンジ(IC)の手前で知人から連絡が入り、緊急の用事だったこともあり、丸岡ICまで数度のやり取りをした」と事実を認めた。運転手はキャリア10年以上のベテランで、これまでに大きな事故を起こした前歴は無いという。

同社では「運転中は業務連絡でも携帯電話の使用を禁止している。乗客の命を預かる運転手としては絶対にやってはいけないことでもあり、社員にも携帯電話の使用禁止を徹底させていく」というコメントを出している。
《石田真一》

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