敏腕特捜係長、飲酒運転の発覚を恐れて逃走---歩いて帰ったと主張続ける

自動車 社会 社会

茨城県警は18日、飲酒運転の末に追突事故を起こし、その発覚を恐れて逃走していた同県警・捜査三課で盗犯特捜係長を務める50歳の警部補を業務上過失傷害と道路交通法違反容疑(酒気帯び運転、ひき逃げ)の容疑で逮捕したことを明らかにした。

茨城県警・笠間署の調べによると、事故が起きたのは17日の午後11時15分ごろだという。友部町平町付近の国道355号の交差点で、信号待ちをしていた32歳男性運転のクルマに、後方から走ってきたクルマが突っ込んだ。追突してきたクルマはそのまま対向車線側へすり抜け、Uターンして現場から逃走した。

男性は事故によって頚椎打撲などのケガを負ったが、逃げるクルマの追跡を開始。事故現場から2kmほど離れた居酒屋の駐車場に事故車両が止まっていることを発見。警察に届け出た。笠間署ではクルマの所有者宅に捜査員を先回りで派遣し、帰宅した男を業務上過失致死と道交法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

男は取り調べに対して「居酒屋からは歩いて帰った。クルマには乗っていない」と供述していたが、後の調べでこの男が県警本部の刑事部捜査三課で盗犯特捜係長を務める警部補と判明。事故の発生を県警本部・監察室にも通知した。

最終的に男は「怖くなって逃げた」と容疑を認めたが、茨城県警では今月30日までを「飲酒運転取り締まり強化月間」と定めており、正にその最中に不祥事が発生したということになる。

県警では監察室長名義で「再発防止に努める」というコメントを発表している。
《石田真一》

編集部おすすめのニュース

特集