検問突破!! 酒気帯び大学生が警官を85mも引きずる

自動車 社会 社会

1日未明、神奈川県横浜市保土ヶ谷区の国道1号線で、原付バイクで飲酒検問を突破しようとした20歳の男が、これを制止しようとした51歳の警部補を約85mも引きずって軽傷を負わすという事件が起きた。警察ではこの男を公務執行妨害と傷害、道路交通法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕している。

神奈川県警・保土ヶ谷署の調べによると、事件が起きたのは1日の午前0時30分ごろだという。同署の交通課が横浜市保土ケ谷区常盤台付近の国道1号線で飲酒検問を実施していたところ、1台の原付バイクが停止命令を無視して検問を強行突破しようとした。

停止命令を出していた警部補は20km/hで速度で逃走しようとするバイクの荷台をとっさにつかんだが、バイクは警部補を引きずったままの状態で約85mを走り抜いた。最終的にはこの警部補の衣服が駆動部分に絡みついて走れなくなり、運転していた20歳の男は警部補に取り押さえられている。

男の呼気からは酒気帯び相当量のアルコールを検出したため、公務執行妨害と傷害、道交法違反(酒気帯び運転)の現行犯で逮捕した。

取り調べに対してこの男は「学園祭で酒を飲んでいたため、飲酒運転になると思った。捕まりたくないので逃げようとした」などと供述しているという。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース