日産自動車が発表した4月の生産・販売・輸出実績によると国内生産が前年同月比3.4%増の10万9319台と14カ月連続で前年を上回った。国内向けの『ティアナ』、『キューブ』や北米向け輸出の『ムラーノ』、インフィニティ『FX45』などが好調だった。
国内販売は同11.9%減の4万6021台と2ケタのマイナスだった。『マーチ』、『モコ』が発売から1年が経過した反動で、落ち込んだ。輸出は同12.6%増の5万5394台と大幅に伸びた。米国向け、欧州向けが好調だったのが主因。
海外生産は同3.0%減の11万5079台と、4カ月ぶりのマイナス。米国とスペインの生産は順調だったが、メキシコ、英国が大幅に落ち込んだ。国内生産と海外生産を加えたグローバル生産は横ばいの22万4398台だった。