カナダでダンロップが繰り広げている広告キャンペーンが、ライバル会社を怒らせている。ことの始まりは1年ほど前、ダンロップが名字をダンロップに変えることを条件に、2万5000ドル(290万円)の報奨金を約束したこと。
なんとこのキャンペーンに対し、実際に4人が名乗りを上げた、というのも驚きだが、ダンロップはこの名前キャンペーンを今回さらにパワーアップさせたのである。
今回のキャンペーンは、もともとの名字が「グッドイヤー」、あるいは「ブリヂストン」など、ともかく他のタイヤ会社と同じである人に対し、その名前を捨ててダンロップに改名すれば2万5000ドルを支払う、というもの。
「ダンロップ・ネーム・スワップ」と名付けられたこの不思議なキャンペーン、現在のところまだ名乗りを上げた人はいないそうだが、名指しされたグッドイヤーは不快感をあらわにしている、という。
日本ではちょっと考えられないキャンペーンだが、話題性があるぶん例え実際に改名する人が現れなくても広告効果は抜群のようだ。