不正改造箇所を直さないと罰金刑だよ---愛媛で一斉取り締まり

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愛媛県警は22日、国土交通省・愛媛運輸支局と共同で違法改造車の一斉取り締まりを21日に県内の主要幹線道などで行なったことを明らかにした。今月1日から施行された改正道路運送車両法に伴ったもので、107件の違反車両を摘発したという。

愛媛県警・交通指導課によると、今回の一斉取り締まりは今月1日から施行された改正道路運送車両法に伴うもの。これまでは警告や指導に留めてきた運転席や助手席の側面ガラスへの着色フィルム貼付けなど、改正法の施行によって不正改造と見なされるようになった箇所をドライバーに周知徹底させ、改善を促すことを理由に行ったと説明する。

取り締まりは愛媛運輸支局と連携する形で21日午前から県内の主要幹線道20カ所で実施。着色フィルムを貼り付けたクルマや、クリアテールランプに改造したクルマなどを停止させ、警察官と運輸局の職員がパンフレットなどを手渡し、改正法の説明を行った。

改正法では、不正改造部分を是正する整備命令に応じず、違反箇所を放置した場合にはクルマの使用停止命令が言い渡されるとともに、ドライバーには懲役6カ月以下または30万円以下の罰金が命じられる。

この日の一斉取り締まりで摘発を受けたのは107台で、うち31件には整備命令が出された。県警では今後も同様の取り締まりを継続的に行ない、不正改造車両の一掃を目指すとしている。

《石田真一》

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