GM(ゼネラルモーターズ)は、3月の米国での販売台数を発表した。販売台数は前年同月比3%減の39万1752台となり、マイナスとなった。イラク戦争の影響で、当面は需要はマイナスとなりそうだ。
3月の販売台数で、乗用車販売は同5.3%減の16万5166台、小型ピックアップトラックを含む商用車が同1.2%減の22万6586台となり、乗用車の落ち込みが大きかった。
GMのジョン・スミス上席副社長は「混沌とした経済状況にもかかわらず業界全体の販売は依然として堅調に推移しており、これは販売奨励策によるところが大きい」としている。ただ、GMの販売はマイナスとなったが好調に推移していると見ており「本年末までに数多くの新型車を導入することで現在の好調を維持したい」としている。