史上最年少のポールシッターとなり、一躍注目の的となったルノーのフェルナンド・アロンソ。ルノーのパトリック・フォール代表は若きスペイン人ドライバーの才能を高く評価。伝説のドライバー、アイルトン・セナに匹敵すると絶賛した。
「この若者について印象深いのは、常に困難な道を歩んできたということだ。13歳で家を離れ、単身イタリアに渡り、自らの意志力、強さ、エネルギーでトップチームのシートを勝ち取った。彼の目指すものはただ一つ。『3年以内にルノーでワールドチャンピオンになる』ことだけだ」
「彼を見ていると、あのドライバーを思い出す。デビュー当時から究極の決意を持ち、決して妥協することの無かったドライバー、アイルトン・セナをね。セパンは気温が非常に高く、湿度も尋常じゃなかった。体調の悪さを意志の力で乗り切ったんだ。天候がどうであれ、体調がどうであれ、彼は100分間のレースに集中することができた」とフォール代表は語っている。