日産自動車は、東京都渋谷区神宮前のこどもの城アトリウム・ギャラリーで「第11回ニッサンゆかいな絵本と童話展」を3月26日から4月6日まで開催すると発表した。
同社が社会貢献活動の重点分野として取り組んできた「子供・若者の創造性を育む活動」の一環で、1992年から実施しており、絵本や童話を題材に、子供自身が体験し、想像力を発揮できる場を提供するのが目的。 会場には、同社が1984年から実施している「ニッサン童話と絵本のグランプリ」絵本の部入賞作品の原画や子供の本のノーベル賞と言われる「国際アンデルセン賞」受賞者の絵本や童話などを展示して、子供の本に対する関心を喚起する。また、子供を対象に、同社内にある車の素材(内装材サンプル)や自然の素材(木の実や枝など)を使って作品を作るワークショップを行う。
今回は会場を「車で訪ねる街」に見立てて日産のマーチの試作モデルや絵本作家のはらだゆうこさんが、車の内装材(シート地)サンプルを活用して同展のため、制作したタペストリーなどを展示する。同社デザイン本部社員が展示物の制作・設営ノウハウを提供するなど、自動車メーカーとしての特色を活かした。