デルファイ、排ガス規制で受注好調

自動車 ビジネス 企業動向

米大手部品メーカー、デルファイ(ミシガン州)は、11日、ディーゼルエンジン用部品のアジア・パシフィック地域における1月の受注金額が、3億500万ドルを超えた、と発表した。エネルギー&シャシー・システム部門プレジデントのギ・C. アッシー氏は「アジア・パシフィック地域の高い成長率に満足しており、この勢いが継続することを期待している」とのコメントを発表した。

デルファイが高額受注したディーゼル用部品は、燃料を高圧噴射するためのコモンレールシステムとセンサー類。日本を含むアジア・パシフィック地域では、ディーゼル車の排ガス規制が強化されていく方向にあり、こうした排ガス低減技術の需要が高まっている。

同社は2000年にディーゼルのコモンレールシステムを市場に投入し、累計100万以上のシステムを製造してきた。同システムの売上は、2006年までには、年間250万システムを超える、と見込んでいる。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集