無届け車両を運転代行の仕事に使っちゃダメよ

自動車 社会 社会

北海道警は6日、車両登録の届け出を行なっていないクルマを運転代行用の随行車として使用したとして、函館市内で運転代行業を経営する会社の49歳社長を自動車運転代行業法違反の疑いで逮捕したことを明らかにした。

北海道警・函館中央署の調べによると、この業者は2月1日未明、北海道公安委員会に届け出を行なっていない軽貨物車を運転代行用の随行車として使用した疑いがもたれている。運転代行業法では、随行に使うクルマのナンバーを予め申請し、公安委員会からの使用認可を受ける必要がある。しかし、この会社は届け出を行なっていないクルマも随行車として使用していた。

この不正が発覚したのは、未登録のクルマが七飯町内の国道5号線で街路灯に激突する単独事故を起こしたため。随行車として使用していたが、この事故で同社の従業員1名が死亡している。

警察では他にも無届けのクルマを使っている可能性が高いとして、同社の家宅捜索なども行い、さらに調べを進めていく方針。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース